医療法人井上秀人歯科
井上秀人歯科インプラントクリニック

初診にて、いきなりインプラント治療に取りかかることはありません。治療前の検査や十分な説明を行い、患者さんに納得していただいてから治療を開始します。ご希望や口腔内の状態などを考慮の上、通常のインプラント治療やザイゴマ（頬骨）へのインプラント治療など、患者さん一人ひとりに合った治療方法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

インプラントの耐久年数は、骨・歯肉の状態や噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの頻度、喫煙の有無など、口腔内の環境に左右されます。そのため、インプラント治療をスタートする前に、歯周病や虫歯などの治療は済ませておかなければなりません。また、噛み合わせなどを調整していくために、口の中の衛生状態も整えていく必要があります。

顎の骨にインプラントを埋入する手術を行います。手術時間は1本埋入の場合、麻酔後15分程度で日帰り手術が可能です。また、術後1週間程度で抜糸を行い、仮歯を入れます。インプラントと骨が結合したことを確認できたら、噛み合わせを整えた上で人工歯を装着していく流れです。なお、ザイゴマ（頬骨）へのインプラント治療の場合は頬骨にインプラントを埋入し、手術当日に人工歯の装着もできます。

インプラントを長く使っていただくためには、定期的に口の中の衛生状態や噛み合わせ、歯槽骨の状態などをチェックしていくことが大切です。毎日の歯磨きが不十分な場合は、歯肉の腫れや骨吸収などのインプラント周囲炎を引き起こす恐れもあります。残っている歯の健康を維持するためにも、しっかりと定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

手術後に痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合は1週間程度で治まるでしょう。薬剤の服用によって眠気やめまい、吐き気などの副作用が現れることもありますので、ご注意ください。また、治療の妨げとなる喫煙や飲酒は、手術後1週間は控えるようにしましょう。必要に応じて訪問診療なども取り入れながら、中長期にわたりフォローしていきますので、安心してお任せください。